都道府県別エアコン普及率

全国消費実態調査からエアコン普及率ランキング。全国消費実態調査は、世帯を対象として、家計の収入・支出及び貯蓄・負債、耐久消費財、住宅・宅地などの家計資産を5年ごとに調査しているもので、全国1,003市町村から世帯を抽出して調べている。その中から2009年の「2人以上の世帯」のランキングを計算した。単身世帯は入っていない。

エアコン普及率の全国平均は88.1%で、最も高いのは京都府の97.5%。以下、大阪府、兵庫県、滋賀県、三重県と続いていて、関西で普及率が高いのが目立つ。一方、最も普及率が低い北海道は15.8%。夏も涼しい北海道ではエアコンは必要とされていないようだ。この他、東北各県と標高が高くて涼しい長野県の普及率が低い。

相関ランキングでは年間平均気温と正の相関がある。気温が高いほどエアコン普及率が高いという、当たり前の結果だ。熱中症救急搬送者数とも正の相関があるのも同じ理由と言えよう。