都道府県別サケ漁獲量

農林水産省の海面漁業生産統計調査からサケ漁獲量ランキング。こでは海で採れたサケと川でとれたサケの量を合計して比較している。各都道府県の区分けは漁業経営体の所在地に基づいている。つまり東京都の漁業経営体が大阪の港で水揚げした場合、東京都の漁獲量にカウントされることになる。 なお、千葉県、東京都、神奈川県、鳥取県、島根県、滋賀県、兵庫県、山梨県などの漁獲量は公表されていないため便宜上0としている。非公表となっているのは、これらの県は漁業経営体が少なく、県全体のデータを公表すると漁業経営体の漁獲量が判明するおそれがあるためだ。

サケ漁獲量は172,736トンで、漁業就業人口1人あたり0.88トン。1人あたり漁獲量が最も多いのは北海道で4.68トンと全国平均の5.3倍。2位は岩手県で2.46トン。3位以下は宮城県、山形県、秋田県と続いている。

総量ベースで見ると漁獲量1位は北海道の143,483トンで全漁獲量の83.1%を占めている。2位以下は岩手県、宮城県、青森県、山形県と続いている。

分布図を見ると北海道を筆頭に北日本でサケが漁獲されている。

相関ランキングではサケ消費量と正の相関があり、サケが多くとれるところでサケ消費量が多い。ブリ消費量と天然ブリ漁獲量の間にも同様の関係があり、「たくさんとれるところでたくさん食べられる」と言えそうだ。