都道府県別公立中学校プール設置率

総務省の社会生活統計指標から公立中学校プール設置率の都道府県別ランキング。

公立中学校プール設置率の全国平均は73.0%。小中高の設置率を見ると、

86.7%　公立小学校
73.0%　公立中学校
64.5%　公立高校

となっており、年代が上がるに従ってプール設置率が下がっている。

公立中学校プール設置率が最も高いのは東京都で98.4%(偏差値64.0)。2位は埼玉県で95.1%。3位以下は愛知県(94.4%)、長野県(93.8%)、奈良県(92.5%)の順。一方、最も設置率が低いのは北海道で5.4%(偏差値16.9)。これに和歌山県(34.1%)、青森県(35.3%)、山形県(38.3%)、富山県(41.7%)と続いている。

分布地図を見ると日本海側で中学校のプール設置率が低い。

相関ランキングでは年間降雪量と負の相関があり、年間降雪量が多いところはプール設置率が低い。雪で閉ざされてプールが使えない期間が長いところではプールが少ない。

一方、中学男子水泳部員数や中学女子水泳部員数とは相関がなく、プール設置率の高さと水泳部員数には関係は見られなかった。