都道府県別可住地面積

総務省の社会生活統計指標-都道府県の指標-から可住地面積の都道府県別ランキング。可住地面積とは総面積から林野面積と主要湖沼面積を引いたもので、平地の面積ではないことに注意願いたい。総務省の元データには記されていないが、計算した結果、北方領土は含まれていないと思われる。林野や湖沼を正確に測量できないことが原因と思われる。総面積に占める可住地面積の比率は可住地面積比率を参照。

全国の可住地面積は122,631平方kmで、人口1万人あたり9.65平方km。可住地面積が最も広いのは北海道で人口1万人あたり41.56平方km(偏差値85.4)。2位は秋田県で31.32平方km。3位以下は岩手県(29.02平方km)、山形県(25.69平方km)、青森県(24.68平方km)と続いており東北で可住地面積が広い。これは人口1万人あたり面積と同じ傾向だが、面積では33位だった佐賀県が可住地面積では12位にあがるなど、面積は狭いが森林が少なく可住地が広いところも上位に入っている。

一方、最も可住地面積が狭いのは東京都で人口1万人あたり1.05平方km(偏差値34.5)。これに大阪府(1.51平方km)、神奈川県(1.61平方km)、埼玉県(3.56平方km)、愛知県(3.99平方km)と続いている。

相関ランキングでは食糧自給率(カロリーベース)と正の相関が高く、可住地面積が広いところは食糧自給率が高い。