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都道府県別人工林率

公開日:2009-8-14 | 最終更新日:2018-1-8
カテゴリ: 国土
都道府県別人工林率 - とどラン 北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県 石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
林野庁の統計情報から人工林率の都道府県別ランキング。人工林率とは人工林の面積を森林面積で割ったもので、森林のうち、どれぐらいが人工林かを示す指標だ。

人工林率の全国平均は41.02%。人工林率が最も高いのは佐賀県で66.38%(偏差値66.0)。2位は高知県で65.28%。3位以下は愛知県(64.46%)、福岡県(63.97%)、三重県(61.81%)の順。一方、最も人工林率が低いのは沖縄県で11.68%(偏差値23.9)。これに富山県(18.84%)、新潟県(19.04%)、香川県(26.38%)、北海道(26.96%)と続いている。

分布地図を見ると太平洋岸の地域が上位に並んでいる。これは江戸時代の林業が原因のようだ。

江戸時代以前は天然林を伐採することが多かったが、17世紀頃から計画的な植林が始まり、尾鷲のヒノキや吉野のスギなど各地で特色のある森が作られてきた。太平洋岸は降水量が多くて木が育つのに向いている上、江戸や大坂への海運の便もいいことから植林が盛んに行われた。この名残が太平洋岸の人工林率の高さとなっているようだ。

相関ランキングでは年間快晴日数年間日照時間とも正の相関があり、日射に恵まれていることもこれらの地域の人工林率を上げているようだ。
データ出典  林野庁統計情報 2012

都道府県別人工林率

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順位都道府県人工林率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1佐賀県66.38%66.02
2高知県65.28%65.18
3愛知県64.46%64.54
4福岡県63.97%64.17
5三重県61.81%62.50
6愛媛県61.35%62.15
7徳島県60.95%61.84
8奈良県60.59%61.56
9熊本県60.49%61.49
10和歌山県60.41%61.42
11茨城県59.57%60.78
12宮崎県59.45%60.68
13静岡県56.44%58.37
14鳥取県54.13%56.59
15大分県52.33%55.20
16鹿児島県50.38%53.70
17埼玉県49.36%52.91
18秋田県49.03%52.66
19大阪府48.87%52.53
20宮城県47.78%51.69
21山口県44.87%49.45
22岐阜県44.67%49.30
23栃木県44.64%49.27
24東京都44.32%49.03
25山梨県44.14%48.89
26長崎県43.22%48.18
27青森県42.95%47.97
28兵庫県42.87%47.91
29岩手県42.24%47.42
30群馬県42.01%47.25
31長野県41.65%46.97
32滋賀県41.61%46.94
33岡山県41.49%46.85
34福井県40.14%45.81
35島根県39.16%45.05
36千葉県38.56%44.59
37京都府38.38%44.45
38神奈川県38.26%44.36
39石川県35.57%42.29
40福島県35.12%41.94
41広島県32.82%40.17
42山形県27.78%36.28
43北海道26.96%35.65
44香川県26.38%35.20
45新潟県19.04%29.55
46富山県18.84%29.39
47沖縄県11.68%23.88
全国41.02%

他との相関 相関とは?

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分布図

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2018-1-8 | 国土