1923年から2014年まで92年間に起きた震度1以上の地震回数の全国平均は6,002回。最も多かったのは長野県で67,876回。2位の東京都は28,743回であり、長野県の地震の多さが突出している。これは1965年から1970年にかけて発生した松代群発地震によるものだ。
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松代群発地震総地震数は71万1341回。このうち、有感地震は6万2826回(震度5: 9回、震度4: 48回、震度3: 413回、震度2: 4596回、震度1: 5万6253回)を数えた。
つまり、長野県の67,876回のうち、62,826回が松代群発地震によるものだ。2位の東京都も同様で、2000年の三宅島噴火に伴う地震が、1万回近く含まれている。3位は茨城県で16,207回。3位以下は北海道、福島県、岩手県と続いている。
一方、最も少なかったのは佐賀県で447回。これに続くのが富山県で481回。
分布図を見ると長野県と東京都が突出している他は、東日本の太平洋岸で地震が多い。
相関ランキングでは、
白菜生産量や
レタス生産量と正の相関が高く、地震が多いところは白菜やレタスの生産量が多い。長野県が突出した分布状況が似ているためで因果関係ではない。
その他の地震回数は以下の通り
地震回数(震度5弱以上:補正あり)地震回数(震度3以上:補正あり)地震回数(震度1以上:補正あり)地震回数(震度5弱以上:補正なし)地震回数(震度3以上:補正なし)地震回数(震度1以上:補正なし)