都道府県別スキー・スノーボード場数

文部科学省の体育・スポーツ施設現況調査よりスキー・スノーボード場数の都道府県別ランキング。ここでは公営と民営の「スキー・スノーボード場」の合計を比較している。定義は以下の通り。

スキー・スノーボード場:ロープトウ・リフト・ゴンドラ・ジャンプ台のうちいずれか1つ以上を有するもの。

計上しているのは「一般の利用に供する目的で地方公共団体,独立行政法人又は民間が設置したスポーツ施設」で、学校の施設や企業職員の福利・厚生用の施設は含んでいない。

全国のスキー・スノーボード場数は717ヶ所で、人口10万人あたり0.56ヶ所。スキー・スノーボード場数が最も多いのは長野県で人口10万人あたり6.43ヶ所(偏差値95.2)。2位は北海道で3.68ヶ所。3位以下は秋田県(3.13ヶ所)、岩手県(2.81ヶ所)、山形県(2.32ヶ所)の順。一方、沖縄県や鹿児島県など12の都府県にスキー・スノーボード場がない。

分布地図を見ると長野県から東北・北海道にかけて雪が多いところにスキー・スノーボード場が多い。なかでも長野県は三大都市圏からのアクセスの良さがスキー・スノーボード場の多さにつながっているようだ。

相関ランキングでも年間雪日数や年間降雪量と正の相関があり、雪が多いところにスキー・スノーボード場が多いことを裏付けている。アイススケート場数とも正の相関があり、スキー・スノーボード場が多いところはアイススケート場も多い。

25歳以上スキー・スノーボード人口とは正の相関があり、スキー・スノーボード場が多いところはスキー・スノーボード人口が多い。