都道府県別キャンプ場数

文部科学省の体育・スポーツ施設現況調査よりキャンプ場数の都道府県別ランキング。ここでは公営と民営の「キャンプ場」の合計を比較している。定義は以下の通り。

キャンプ場:都道府県・市区町村・団体等がキャンプ場として指定しているもの。

計上しているのは「一般の利用に供する目的で地方公共団体,独立行政法人又は民間が設置したスポーツ施設」で、学校の施設や企業職員の福利・厚生用の施設は含んでいない。

全国のキャンプ場数は2,064ヶ所で、人口10万人あたり1.62ヶ所。キャンプ場数が最も多いのは島根県で人口10万人あたり5.91ヶ所(偏差値71.3)。2位は山梨県で5.87ヶ所。3位以下は高知県(5.77ヶ所)、長野県(5.43ヶ所)、秋田県(4.99ヶ所)の順。一方、最もキャンプ場数が少ないのは大阪府で人口10万人あたり0.23ヶ所(偏差値36.3)。これに埼玉県(0.34ヶ所)、神奈川県(0.41ヶ所)、東京都(0.41ヶ所)、愛知県(0.49ヶ所)と続いている。

分布地図を見ると都市部で少なく地方で多い。

相関ランキングでも人口集中度と負の相関があり、人口がまばらな地方にキャンプ場が多い。

また、河川延長や森林面積と正の相関があり、山や川が多いところにキャンプ場が多い。自然豊かなところにキャンプ場が開かれているようだ。