都道府県別ホームセンター店舗数

総務省の経済センサス‐活動調査からホームセンター店舗数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「ホームセンター」の事業所数を比較している。

日本標準産業分類

ホームセンター
主として住まいの手入れ改善にかかる商品を中心に,家庭用品,園芸用品,電気機械器具,家具・収納用品,建築材料などの住関連商品を総合的,系統的に品揃えし,セルフサービス方式により小売りする事業所で,店舗規模が大きい事業所をいう

例示によると、ホームセンターにはディスカウントショップやドラッグストアは含まれていない。

全国のホームセンターは4,815軒で、人口10万人あたり3.78軒。最もホームセンターが多いのは山形県で8.33軒。2位以下は秋田県、高知県、鳥取県、山梨県の順で、地方が上位を占めている。一方、最も少ないのは沖縄県で1.14軒。これに東京都、神奈川県、大阪府、京都府、埼玉県と続いていて、都市部が下位に多い。

分布地図を見ると都市部に少なく地方に多い。

相関ランキングでも人口集中度と負の相関があり、農業就業人口と正の相関が高いことから、人口がまばらで農業就業者が多い地方にホームセンターが多い。

また、持ち家率とも正の相関が高く持ち家が多いところにホームセンターが多い。

地方は農作業やDIYの需要が多いため、ホームセンターも多くなっていると言えそうだ。