都道府県別コメリ店舗数

沖縄以外の全都道府県に店舗を展開し、7月に1000店舗を突破したコメリの都道府県別ランキング。地域チェーンがほとんどで全国チェーンが少ないホームセンター業界で全国展開するチェーンはめずらしい。

コメリ沿革(主に店舗数に関係するもの)

これを見ると90年代以降に急速に店舗を増やしていることが分かる。

また、コメリは小規模なホームセンターが多いのも特徴。これはコメリの店舗戦略の一つで、大規模店舗(HC)と小規模店舗(H&G)に分けて店舗を展開している。

コメリ事業案内

お客様の暮らしを応援するために、コメリは出店し続けています。ハード&グリーン(H&G)、パワー(HC)を商圏に応じて展開し、生活様式・産業・気候など地域の特性に合わせた品揃えで、お客様のニーズにきめ細かくお応えできるよう努力しています。

コメリの出店戦略は、H&Gを郊外に出店し、その後、市街地にHCを出店するという方法をとっています。これを「船団方式」と呼び、密度の高いドミナント・エリアを形成しています。旗艦となるHCとH&G各店のネットワークが互いに連携することで、地域のニーズに柔軟に対応しています。また、HCが持つ商品力と、H&Gの利便性によって商勢圏内のマーケットシェアを高めることにもなります。

10万人あたり店舗数の全国平均は0.78軒。最も店舗数が多いのは秋田県で3.10軒。以下、新潟県、福島県、山形県と本社がある新潟を中心に東北地方に多くの店舗を展開してる。全国的に見ても東北を中心にしたきれいな色の分布になっており、効率的に店舗を展開していることが分かる。

相関ランキングを見ると持ち家率や米生産量との相関関係が高く、地方で店舗数が多いことが分かる。コメリと同様に地方を中心に店舗を展開しているしまむらとの相関も高い。