都道府県別2024年衆議院比例代表：公明党得票率

総務省の選挙関連資料から、2024年10月に行われた第50回衆議院選挙比例代表の公明党得票率ランキング。

公明党の得票数は596万4415票で得票率は10.93%。前回の国政選挙である2022年参議院比例代表:公明党得票率の得票率11.66%から0.72ポイント下がっている。


前回からの推移は以下の通り。九州や四国で得票率を伸ばしたが、それ以外の地域で下がっている。

2024年衆議院比例代表:公明党得票率の全国平均は10.93%。得票率が最も高いのは沖縄県で16.92%(偏差値74.1)。2位は長崎県で15.41%。3位以下は福岡県(15.10%)、和歌山県(15.04%)、宮崎県(14.63%)の順。一方、最も得票率が低いのは新潟県で7.02%(偏差値31.9)。これに富山県(7.13%)、滋賀県(7.43%)、石川県(7.52%)、岩手県(7.98%)と続いている。

分布地図を見ると得票率は西日本で高く東日本で低い西高東低型で、他との相関を見ても年間平均気温と正の相関があり、年間雪日数と負の相関があることから、温かく雪が少ない西日本で得票率が高い。

過去の得票率との相関を見ると公明党得票率(直近10年間)を筆頭に過去の得票率分布との正の相関が高く、毎回似たような得票分布になっていることが分かる。