直近10年間の選挙は以下の通り
2010年参議院 自民党が大勝
2012年衆議院 自民党第1党に返り咲き
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める
2017年衆議院 自民・公明が3分の2を占める
2019年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2割れ
10年間の公明党平均得票率は13.14%。得票率が最も高いのは福岡県で17.90%(偏差値67.8)。2位は和歌山県で17.26%。3位以下は高知県(17.03%)、岡山県(17.02%)、宮崎県(17.02%)の順。一方、最も得票率が低いのは岩手県で8.10%(偏差値30.6)。これに新潟県(8.26%)、富山県(8.64%)、滋賀県(8.94%)、石川県(9.41%)と続いている。
分布地図を見ると西日本で得票率が高い典型的な西高東低型だ。
相関ランキングでも東西対立型の
納豆消費量や
鶏肉消費量との相関があり、公明党得票率が東西対立型であることがデータからも裏付けられている。
他党との相関を見ると東日本で得票率が高い
民主党系政党得票率(直近10年間)と負の相関がある。
この他のランキングを見ると、
■正の相関
公明党得票率が高いところは以下のランキングが高い
少年犯罪検挙人数父子・母子家庭数生活保護受給世帯このように、不安定な社会で公明党得票率が高い。社会的弱者の支援団体には
共産党系の団体とならんで創価学会系の団体が多いことから、支援を通じて支持を広げているようだ。