直近10年間の選挙は以下の通り
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める
2017年衆議院 自民・公明が3分の2を占める
2019年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2割れ
2021年衆議院 自民が絶対安定多数を確保、維新が躍進
2022年参議院 改憲勢力が衆参で3分の2を獲得
10年間の公明党平均得票率は13.01%。得票率が最も高いのは福岡県で17.38%(偏差値67.1)。2位は和歌山県で17.13%。3位以下は岡山県(17.10%)、鳥取県(16.91%)、宮崎県(16.71%)の順。一方、最も得票率が低いのは新潟県で8.32%(偏差値30.3)。これに岩手県(8.57%)、富山県(8.82%)、滋賀県(9.06%)、石川県(9.40%)と続いている。
分布地図を見ると西日本で得票率が高い典型的な西高東低型だ。
相関ランキングでも東西対立型の
納豆消費量や
鶏肉消費量との相関があり、公明党得票率が東西対立型であることがデータからも裏付けられている。
他党との相関を見ると東日本で得票率が高い
民主党系政党得票率(直近10年間)と負の相関がある。
この他のランキングを見ると、
■正の相関
公明党得票率が高いところは以下のランキングが高い
少年犯罪検挙人数父子・母子家庭数生活保護受給世帯このように、不安定な社会で公明党得票率が高い。社会的弱者の支援団体には
共産党系の団体とならんで公明党系の団体が多いことから、支援を通じて支持を広げているようだ。