直近10年間の選挙は以下の通り
2010年参議院 自民党が大勝
2012年衆議院 自民党第1党に返り咲き
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める
2017年衆議院 自民・公明が3分の2を占める
2019年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2割れ
10年間の社会民主党平均得票率は2.51%。得票率が最も高いのは沖縄県で16.13%(偏差値100.7)。2位は大分県で12.00%。沖縄県と大分県は伝統的に社民党が強いところだ。3位以下は宮崎県(5.68%)、富山県(5.14%)、岩手県(4.62%)の順。一方、最も得票率が低いのは和歌山県で1.17%(偏差値42.9)。これに大阪府(1.37%)、栃木県(1.40%)、岡山県(1.44%)、徳島県(1.46%)と続いている。
分布地図を見ると沖縄県と大分県の多さが目立っている。
相関ランキングでは
学校給食費滞納率と正の相関があり、
1世帯あたり貯蓄額と負の相関がある。給食費の滞納が多く、貯蓄が少ないところで社民党の得票率が高いことを意味しており、経済的弱者が多いところで社民党の得票率が高いようだ。
また、過去の社民党得票率との相関が高く、得票率の分布状況があまり変化していない。良くも悪くも”風”の影響を受けにくい政党と言えそうだ。