直近10年間の選挙は以下の通り
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める
2017年衆議院 自民・公明が3分の2を占める
2019年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2割れ
2021年衆議院 自民が絶対安定多数を確保、維新が躍進
2022年参議院 改憲勢力が衆参で3分の2を獲得
10年間の共産党平均得票率は8.96%。得票率が最も高いのは京都府で15.87%(偏差値83.0)。2位は高知県で15.32%。3位以下は東京都(12.10%)、沖縄県(11.59%)、長野県(11.44%)の順。一方、最も得票率が低いのは佐賀県で4.96%(偏差値36.9)。これに富山県(5.28%)、鹿児島県(5.48%)、石川県(5.56%)、栃木県(5.58%)と続いている。
分布地図を見ると関西と首都圏などで得票率が高く、地方で低い。
相関ランキングでは
四年制大学生数と正の相関があり、四年生大学生が多いところで共産党得票率が高い。また、
高卒就職率と負の相関があり、高卒で就職する人が少ないところで共産党の得票率が高い。
他党との相関を見ると
自由民主党得票率(直近10年間)と負の相関があり、共産党得票率が高いところは自民党得票率が低く、反自民の受け皿が共産党になっているようだ。
また各選挙の共産党得票率との正の相関が高く、得票率が毎回同じような分布となっている。