都道府県別2019年参議院比例代表：日本共産党得票率

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2019年7月に行われた第25回参議院選挙比例代表の日本共産党得票率ランキング。

日本共産党の得票数は448万3411票で得票率は8.95%。これは前回の国政選挙である2017年衆議院比例代表:日本共産党得票率の7.90%とくらべると、1.05ポイントの減少となっている。前回の選挙からの推移は以下の通りで41県で得票率を伸ばしている

日本共産党の得票率が最も高いのは京都府で17.50%(偏差値88.2)。2位は高知県で15.12%。3位以下は北海道(11.58%)、東京都(11.30%)、長野県(11.09%)の順。一方、最も得票率が低いのは栃木県で5.04%(偏差値37.7)。これに香川県(5.36%)、石川県(5.37%)、佐賀県(5.45%)、富山県(5.72%)と続いている。

相関ランキングでは子どもの生活保護受給者数や非正規雇用率と正の相関があり、非正規雇用が多く生活環境が厳しいところで得票率が高い。

また、自由民主党得票率(直近10年平均)と負の相関があり、共産党得票率が高いところは自民党得票率が低い。

過去の得票状況と比べると2017年衆議院比例代表:日本共産党得票率や2016年参議院比例代表:日本共産党得票率と正の相関が高く、毎回同じような得票状況になっているようだ。

各党得票率

直近10年間の平均得票率は2017年衆議院比例代表:日本共産党得票率。