直近10年間の選挙は以下の通り
2013年参議院 自民党が大勝し、衆参のねじれが解消
2014年衆議院 与党が衆議院で議席数の3分の2を維持
2016年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2を占める
2017年衆議院 自民・公明が3分の2を占める
2019年参議院 参議院で改憲勢力が3分の2割れ
2021年衆議院 自民が絶対安定多数を確保、維新が躍進
2022年参議院 改憲勢力が衆参で3分の2を獲得
10年間の自民党平均得票率の全国平均は34.49%。得票率が最も高いのは安倍元首相の地元山口県で48.13%(偏差値71.4)。2位は石川県で46.76%。3位以下は福井県(45.81%)、富山県(44.89%)、島根県(43.86%)の順。
一方、最も得票率が低いのは大阪府で22.75%(偏差値21.7)。これに沖縄県(25.43%)、京都府(29.78%)、兵庫県(30.06%)、長野県(31.51%)と続いている。これらの件は日本維新の会や社民党、旧民主党系が強いところだ。
分布地図を見ると都市部で得票率が低く、地方で高い傾向が見られる。相関ランキングでも
人口集中度と負の相関があり、人口が集中した都市部で得票率が低い。
他党との相関を見ると
日本共産党得票率(直近10年間)と負の相関が高く、自民党得票率が高いところは共産党得票率が低く、反自民の受け皿が共産党になっているようだ。
この他のランキングとは以下のような関係がある。
■正の相関
自民党得票率が高いところは以下のランキングが高い
NHK受信料支払率中学生朝食摂取率小学生図書館利用率共働き率持ち家率■負の相関
自民党得票率が高いところは以下のランキングが低い
非正規雇用率重要犯罪認知件数人口集中度これらを総合すると自民党得票率が高いところは社会が安定し、真面目な子どもが多いと言える。
社会の安定を感じない地域は、その原因が自民党だと思っているから支持しない。