埼玉県:熊谷市 東京都:千代田区 滋賀県:彦根市
気象庁では過去30年間のデータから平年値を出しており、ここでは1991年から2020年のデータによる平年値を比較している。
年間降水量の全国平均は1661.5mm。これは気象庁のデータによる各都道府県の年間降水量を相加平均したもので、気象庁が発表したものではない。
降水量が最も多いのは高知県で2666.4mm(偏差値73.6)。2位は宮崎県で2625.5mm。3位以下は鹿児島県(2434.7mm)、石川県(2401.5mm)、富山県(2374.2mm)の順。一方、最も降水量が少ないのは長野県で965.1mm(偏差値33.6)。これに岡山県(1143.1mm)、北海道(1146.1mm)、香川県(1150.1mm)、山梨県(1160.7mm)と続いている。
月間降水量の推移を見ると太平洋岸では夏に降水量が多く、北陸では冬に多い。太平洋岸の夏の雨と、日本海岸の冬の雪が降水量を押し上げる原因となっているようだ。
分布地図を見ると、海沿いで降水量が多く、内陸や内海で降水量が少ない。太平洋側では黒潮や太平洋高気圧の影響を受け年間を通して高温で降水量も多い関東以西と、東北地方では降水量が大きく異なっている。
他との相関を見ると
比例代表投票率変動(直近10年)っと正の相関があり、年間降水量が多いところは選挙ごとの投票率の変動が大きい。