普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか。(勉強のためのテレビやビデオ・DVDを見る時間、テレビゲームをする時間は除きます。)
1 4時間以上
2 3時間以上、4時間より少ない
3 2時間以上、3時間より少ない
4 1時間以上、2時間より少ない
5 1時間より少ない
6 全く見たり、聞いたりしない
という質問に、1,2と答えた生徒の割合を合計して比較している。なお、このデータは公立校のもので、国立・私立校は含まれていない。国立・私立校が多い地域では実態と離れている可能性があるので注意願いたい。
毎日3時間以上テレビを見ている中学生は30.5%で、
小学生長時間テレビ視聴率の36.1%より低い。
長時間ネット利用率や
長時間ゲームプレイ率は中学生の方が小学生より長かったのと対照的だ。小学生から中学生にあがり、興味がテレビからネットやゲームに移り変わっている様子が分かる。
最も多いのは京都府で35.4%。以下、和歌山県、滋賀県、大阪府、奈良県と上位5県を関西が占めていて、関西の中学生のテレビ好きが目立っている。一方、長時間テレビを見る小学生が最も少ないのは秋田県で21.6%。これに福井県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県と続いている。
分布地図を見ると関西と首都圏でテレビ視聴時間が長く、九州や日本海側で短い。
中学生の生活習慣との相関を見ると
正の相関が高いもの
(長時間テレビ視聴率が高いところは以下の率が高い)
中学生長時間ゲームプレイ率中学生長時間ネット利用率中学生通塾率中学生携帯電話・スマートフォン所有率負の相関が高いもの
(長時間テレビ視聴率が高いところは以下の率が低い)
中学生朝食摂取率中学生学校外学習率中学生宿題実行率中学生早寝早起き率中学生図書館利用率となっていて、いわゆる”生活の乱れ”と言われる項目と正の相関が高い。