都道府県別高卒就職率：男子

文部科学省の学校基本調査から男子の高卒就職率の都道府県別ランキング。2017年3月に中学を卒業して高校に進学した生徒のうち、以下の生徒の割合を比較している。

・正規の職員等
・正規の職員等でない者
・一時的な仕事に就いた者

高校卒業後の主な進路は以下の通り。
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高卒就職率:男子の全国平均は22.0%で女子の14.9%よりも高い。。就職率が最も高いのは佐賀県で39.1%(偏差値66.4)。2位は山口県で38.5%。3位以下は青森県(37.8%)、秋田県(37.5%)、長崎県(36.9%)の順。一方、最も就職率が低いのは東京都で8.7%(偏差値26.6)。これに神奈川県(10.9%)、京都府(11.5%)、奈良県(14.9%)、大阪府(15.3%)と続いている。

男子の高卒就職率の全国平均は22.2%で女子の15.1%よりも高い。就職率が最も高いのは青森県で39.0%。以下、山口県、佐賀県、長崎県、秋田県と九州・東北の各県が上位に多い。一方、高卒就職率が最も低いのは東京都で8.8%。これに神奈川県、京都府、奈良県、大阪府と都市部が続いている。

分布図を見ると三大都市圏とその周辺で就職率が低く地方で高い。

相関ランキングでは自家用車通勤・通学率や農業就業人口と正の相関があり、農業就業者が多い自動車社会の地方で男子の高卒就職率が高い。