テストの内容は小学校が国語と算数、理科、中学校が国語と数学、理科で、ここでは小学6年生の三教科の正答率を平均してランキングを計算した。
ここでとりあげている正答率は公立小中学校のもので、国立・私立校は含まれておらず、国立・私立校が多い地域では実態から離れている可能性がある。(国立・私立校を含む都道府県別正答率は発表されていない。全校参加の公立校と違って私立は任意参加であり、標本として適切でないためと思われる。たとえば偏差値の高い私立にのみ参加を呼びかけることで全体平均点を恣意的にあげることができるためだ)
全国学力テスト小学生正答率の全国平均は64.0%。正答率が最も高いのは石川県で69.7%(偏差値80.4)。2位は秋田県で69.3%。3位以下は福井県(68.3%)、東京都(67.0%)、富山県(67.0%)の順。一方、最も正答率が低いのは沖縄県で61.0%(偏差値33.7)。これに滋賀県(61.7%)、宮城県(61.7%)、奈良県(62.0%)、島根県(62.3%)と続いている。
相関ランキングを見ると
全国学力テスト中学生正答率で負の相関があった
子育て世帯の相対的貧困率や
離婚件数との相関係数は高くなく、家庭環境による成績の負の影響は中学生ほど大きくないようだ。
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