テストの内容は小学校が国語と算数、中学校が国語と数学、英語で、ここでは小学6年生の全教科の正答率を相加平均してランキングを計算した。
ここでとりあげている正答率は公立小中学校のもので、国立・私立校は含まれておらず、国立・私立校が多い地域では実態から離れている可能性がある。(国立・私立校を含む都道府県別正答率は発表されていない。全校参加の公立校と違って私立は任意参加であり、標本として適切でないためと思われる。たとえば偏差値の高い私立にのみ参加を呼びかけることで全体平均点を恣意的にあげることができるためだ)
全国学力テストの小学生正答率の全国平均は65.2%。正答率が最も高いのは秋田県で72.0%(偏差値79.1)。2位は石川県で72.0%。3位以下は福井県(70.5%)、青森県(68.5%)、富山県(68.5%)の順。一方、最も正答率が低いのは愛知県で62.0%(偏差値33.3)。これに大阪府(63.0%)、奈良県(63.0%)、長崎県(63.0%)、滋賀県(63.0%)と続いている。
相関ランキングを見ると相関係数が高いランキングがあまりないが、
男子小中学生体力テストや
女子小中学生体力テストと正の相関があり、学力テストの正答率が高いところは運動能力も高いと言える。
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