文部科学省の学校基本調査から大学進学率のランキング。2017年3月に高校を卒業した生徒のうち、通信制を除く大学または短期大学に進学した生徒の割合を比較している。専門学校に進学した生徒は含まれていない。四年制大学については以下を参照。
| 総数 | 男 | 女 | |
| 大学進学率 | 54.7% | 52.1% | 57.3% |
| (4年制大学進学率) | 49.4% | 51.1% | 47.8% |
| (短大進学率) | 4.8% | 0.9% | 8.8% |
| 専修学校進学率 | 21.5% | 19.4% | 23.6% |
| 就職率 | 18.5% | 22.0% | 14.9% |
大学進学率の全国平均は54.7%。進学率が最も高いのは京都府で66.2%(偏差値73.3)。2位は東京都で65.9%。両者とも大学生数が多いところだ。3位以下は神奈川県(61.3%)、広島県(60.7%)、兵庫県(60.7%)の順。一方、最も進学率が低いのは沖縄県で39.5%(偏差値32.0)。これに鳥取県(42.2%)、鹿児島県(43.2%)、山口県(43.4%)、岩手県(43.6%)と続いている。
大学進学率を男女別に見ると男子が52.1%、女子が57.3%となっていて、女子の大学進学率が高い。まだ、進学率1位と最下位の偏差値の差を見ると、男子が39.07ポイント、女子が47.14ポイントと女子の方が大きく、女子の方が県による格差が大きいと言える。
次に分布図を見ると本州中央部で大学進学率が高く、東北、北海道、四国、九州といった両端で進学率が低い。
相関ランキングでは最低賃金や家賃と正の相関があり、農業就業人口と負の相関があることから、最低賃金や家賃が高く農業就業者が少ない都市部で大学進学率が高い。
大学生数とも正の相関となっており、大学が多い都市部は進学先が多いため、大学進学率が高くなると言える。逆に言えば、地方の進学率を上げ、地方の才能を発掘するには地方に大学を増やす必要がありそうだ。
この他、デキ婚率と負の相関が高く、出産年齢や第一子出生時年齢(男性)と正の相関が高い。大学進学率が高いところは出産するのが遅く、デキ婚が少ないことを意味しており、大学に進学することで結婚や出産が遅くなると言えそうだ。
大学関係のランキングとの相関は以下の通り
正の相関
大学進学率が高いとこれらの値が高い
四年制大学進学率
大学生数
大学院生数
負の相関
大学進学率が高いとこれらの値が低い
国公立大学生比率
仕送り額
これらのことから、地方には私立大学が少ないために大学の定員が少なく大学進学率が低い。大学に行く場合も地元を離れて都会の大学に行くことが多いため、仕送りが多いと言えそうだ。
データ出典 学校基本調査
□ 大学進学率ランキング
「並替」の右横の「北/南」「降順/昇順」をクリックすると並べ替え表示します。
| 順位 | 都道府県 | 進学率 | 偏差値 |
|---|---|---|---|
| 並替 | 北 南 | 降順 昇順 | 降順 昇順 |
| 1 | 京都府 | 66.2% | 73.28 |
| 2 | 東京都 | 65.9% | 72.82 |
| 3 | 神奈川県 | 61.3% | 65.71 |
| 4 | 広島県 | 60.7% | 64.78 |
| 4 | 兵庫県 | 60.7% | 64.78 |
| 6 | 大阪府 | 59.7% | 63.23 |
| 7 | 奈良県 | 58.7% | 61.69 |
| 8 | 愛知県 | 57.8% | 60.30 |
| 9 | 埼玉県 | 57.6% | 59.99 |
| 10 | 山梨県 | 56.9% | 58.90 |
| 11 | 岐阜県 | 55.9% | 57.36 |
| 11 | 滋賀県 | 55.9% | 57.36 |
| 11 | 福井県 | 55.9% | 57.36 |
| 14 | 千葉県 | 55.6% | 56.89 |
| 15 | 石川県 | 54.4% | 55.04 |
| 16 | 福岡県 | 54.2% | 54.73 |
| 17 | 徳島県 | 53.1% | 53.03 |
| 18 | 静岡県 | 52.9% | 52.72 |
| 19 | 愛媛県 | 52.6% | 52.26 |
| 20 | 群馬県 | 52.2% | 51.64 |
| 20 | 富山県 | 52.2% | 51.64 |
| 22 | 栃木県 | 51.8% | 51.02 |
| 23 | 香川県 | 51.7% | 50.87 |
| 24 | 三重県 | 50.9% | 49.63 |
| 25 | 岡山県 | 50.7% | 49.32 |
| 26 | 茨城県 | 50.5% | 49.01 |
| 27 | 宮城県 | 49.2% | 47.00 |
| 28 | 和歌山県 | 48.8% | 46.38 |
| 29 | 長野県 | 48.1% | 45.30 |
| 30 | 高知県 | 47.3% | 44.06 |
| 31 | 大分県 | 47.2% | 43.91 |
| 32 | 熊本県 | 46.9% | 43.44 |
| 33 | 島根県 | 45.8% | 41.74 |
| 34 | 福島県 | 45.6% | 41.44 |
| 35 | 秋田県 | 45.3% | 40.97 |
| 35 | 山形県 | 45.3% | 40.97 |
| 37 | 宮崎県 | 44.9% | 40.35 |
| 38 | 新潟県 | 44.7% | 40.04 |
| 39 | 北海道 | 44.5% | 39.73 |
| 39 | 青森県 | 44.5% | 39.73 |
| 41 | 佐賀県 | 43.9% | 38.81 |
| 42 | 長崎県 | 43.7% | 38.50 |
| 43 | 岩手県 | 43.6% | 38.34 |
| 44 | 山口県 | 43.4% | 38.03 |
| 45 | 鹿児島県 | 43.2% | 37.72 |
| 46 | 鳥取県 | 42.2% | 36.18 |
| 47 | 沖縄県 | 39.5% | 32.01 |
| 全国 | 54.7% |
返事が遅くなってすみません。
お尋ねの件は、eStatの「学校基本調査」→「卒業後の状況調査」→「高等学校」→「全日制・通信制」
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00400001&tstat=000001011528&cycle=0&tclass1=000001078255&tclass2=000001078256&tclass3=000001078270&tclass4=000001078273&tclass5=000001078274&second2=1
のページにある「状況別卒業者数」を使っています。
ここの「うち大学・短期大学の通信教育部への進学者を除く進学者」を「計」で割って算出しています。