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都道府県別小学校減少率

公開日:2011-8-10 | 最終更新日:2011-8-10
カテゴリ: 教育
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文部科学省の学校基本調査から小学校減少率ランキング。ネットで入手できた最も古いデータである2003年から2010年にかけて何%減少したかを調べた。全国の学校数はこの7年間で1,468校から1,248校まで、約15%減少している。

1948年以降の学校数の推移は以下のようになっている。
画像

第一次ベビーブームで生まれた子供達が小学校に入る1950年代に小学校数がピークを迎えている。その後、学校数は減少し、第二次ベビーブーム世代が入学する80年代にもうひとつのピークがあり、以降は学校数が減り続けている。

最も減少率が大きいのは青森県で19.11%。2003年に本校・分校あわせて429校あったのが347校に減っている。2位は鳥取県で18.33%。鳥取は180校が147校になっている。以下、秋田県、高知県、奈良県となっている。

逆に減少率が最も小さいのは愛知県で0.81%。991校が983校にわずかに減っているだけだ。2位以下は埼玉県、滋賀県、千葉県、大阪府と続いていて、都市部やその周辺部で減少率が低い。

分布地図を見ると、東北や北海道、北陸、山陰など地方で減少率が大きい。地方で少子化が進んでいるためと思われる。

相関ランキングでは面積高齢者数と正の相関があり、人口密度子供の数と負の相関がある。面積が広くて人口密度が低く、高齢者が多くて子供が少ないところほど減少率が大きいことを意味しており、やはり少子化が進む地方で小学校が減少していると言える。
データ出典  学校基本調査 2010

都道府県別小学校減少率

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順位都道府県減少率偏差値
並替  降順  昇順降順  昇順
1青森県19.11%70.08
2鳥取県18.33%68.67
3秋田県17.86%67.83
4高知県16.62%65.60
5奈良県15.71%63.96
6岩手県15.09%62.84
7北海道14.99%62.66
8大分県14.88%62.47
9熊本県14.71%62.16
10和歌山県14.45%61.69
11島根県13.99%60.86
12富山県13.62%60.20
13新潟県12.75%58.63
14香川県12.44%58.07
15福島県11.86%57.03
16石川県11.41%56.22
17広島県9.89%53.49
18山形県9.54%52.86
19宮崎県8.39%50.79
20栃木県8.33%50.68
21福井県7.08%48.43
22佐賀県7.07%48.41
23長崎県7.04%48.36
24山口県6.47%47.33
25愛媛県6.18%46.81
26三重県5.79%46.11
27徳島県5.34%45.30
28兵庫県5.25%45.14
29岐阜県5.01%44.70
30岡山県4.68%44.11
31長野県4.62%44.00
32山梨県4.52%43.82
33静岡県3.99%42.87
34京都府3.50%41.99
35宮城県2.99%41.07
36群馬県2.56%40.29
37東京都2.42%40.04
38茨城県2.40%40.01
39鹿児島県2.30%39.83
40福岡県2.16%39.57
41神奈川県1.43%38.26
42沖縄県1.41%38.22
43大阪府1.32%38.06
44千葉県1.27%37.97
45滋賀県1.26%37.95
46埼玉県0.96%37.41
47愛知県0.81%37.14
全国6.91%

他との相関 相関とは?

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減少率の分布 (変動係数 0.6987)

分布図

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沖縄体験ダイビング 2011/09/03
沖縄は学校が少ないイメージなので意外な結果でビックリしました。
2011-8-10 | 教育