都道府県別25歳以上スポーツ人口

社会生活基本調査からスポーツ人口の都道府県別ランキング。この1年間でスポーツをしたと答えた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

調査対象となっている各スポーツの人口は以下の通り。

全国の25歳以上スポーツ人口は6364万人で、25歳以上人口100人あたり64.31人。スポーツ人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり72.66人(偏差値76.4)。2位は埼玉県で69.19人。3位以下は神奈川県(68.33人)、千葉県(68.04人)、愛知県(66.94人)の順。一方、最もスポーツ人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり50.00人(偏差値21.9)。これに秋田県(54.81人)、岩手県(55.42人)、山形県(55.47人)、高知県(56.65人)と続いている。

地域的に見ると三大都市圏を中心に本州中央部にスポーツ人口が多い。

相関ランキングでは人口増減率やサラリーマン年収と正の相関があり、農業就業人口と負の相関があることから、収入が高くて人口が増加し、農業就業者が少ない都市部でスポーツ人口が多い。

また、ガン死亡者数:男性やガン死亡者数:女性と負の相関があることから、スポーツ人口が多いところはガンが少なく健康と言えそうだ。