都道府県別25歳以上バレーボール人口

社会生活基本調査からバレーボール人口の都道府県別ランキング。この1年間でバレーボールをしたと答えた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

調査対象となっている各スポーツの人口は以下の通り。

全国の25歳以上バレーボール人口は253万人で、25歳以上人口100人あたり2.55人。バレーボール人口が最も多いのは宮崎県で25歳以上人口100人あたり6.78人(偏差値82.9)。2位は鹿児島県で5.55人。3位以下は長崎県(5.13人)、愛媛県(4.68人)、福井県(4.62人)の順。中でも九州はトップ10中5県をしめており、バレーボール人口の多さが目立っている。

一方、最もバレーボール人口が少ないのは富山県で25歳以上人口100人あたり1.66人(偏差値37.3)。これに埼玉県(1.67人)、大阪府(1.68人)、神奈川県(1.68人)、千葉県(1.72人)と続いていて、他のスポーツ人口ランキングで上位に位置することが多い都市部が下位に多い。

分布地図を見ると都市部でバレーボール人口が少なく、地方、中でも西日本でバレーボール人口が多い。

相関ランキングでは中学女子バレーボール部員数や中学男子バレーボール部員数、Vリーグ選手出身地[男女]と正の相関があり、バレーボール人口が多いところは中学のバレー部員も多く、Vリーグ選手も数多く輩出している。

大人になってバレーボールをしている人は、若い頃から続けていた人が多いようだ。