都道府県別現役力士出身地

日本相撲協会の力士検索より現役力士出身地ランキング。

2018年初場所での現役力士は650人で、うち日本人は615人。前回2017年の調査時の593人よりも22人増えている。なお、相撲協会の力士検索には番付外力士は含まれていない。

全国の現役力士出身地は615人で、人口10万人あたり0.49人。力士数が最も多いのは鹿児島県で人口10万人あたり1.89人(偏差値85.2)。東京奄美会によると、鹿児島県出身力士31人のうち16人が奄美出身。奄美群島の2018年の人口は11万890人で、人口10万人あたり力士数14.4人は全国平均の29倍にあたる多さだ。奄美以外の鹿児島出身力士は15人で人口10万人あたり0.92人になり、奄美がなければ9位に後退することになる。

2位は高知県で1.66人。3位以下は青森県(1.32人)、島根県(1.16人)、長崎県(1.10人)の順。一方、最も力士数が少ないのは滋賀県で人口10万人あたり0.14人(偏差値38.1)。これに岡山県(0.21人)、宮城県(0.22人)、福井県(0.26人)、徳島県(0.27人)と続いている。

分布地図を見ると九州と東北に現役力士が多い。九州は上位15県に5県が入っており、特に力士が多い。

相関ランキングでは、九州で数値が高いところが似ている犬・猫保健所引き取り数や焼酎酒造場数、焼酎消費量と正の相関がある。