埼玉県:熊谷市 千葉県:銚子市 滋賀県:彦根市 山口県:下関市
気象庁では過去30年間のデータから平年値を出しており、ここでは1981年から2010年のデータによる平年値を比較している。
気象庁では
晴天 : 雲量が2以上8以下の状態
快晴 : 雲量が1以下の状態
(天気とその変化に関する用語)
と定義しており、晴天と快晴は別々に計算されているが、今回は晴天と快晴の合計日数を知るために、気象庁のデータから雲量8.5以下の日数を計算した。
年間晴天日数の全国平均は217.6日。これは各県のデータを平均したものであり、気象庁が発表したデータではないので注意いただきたい。1年の60%が晴れで、週に換算すると毎週4日晴れている計算になる。
日本で最も晴天が多いのは香川県で249.5日。以下、愛媛県、徳島県、高知県と四国四県が上位を独占している。香川県や徳島県、愛媛県で渇水が多いのは
年間降水量が少なく、晴天率が高いのが原因と思われる。
その他は関西と九州が上位を占め、西日本で晴天率が高く、東に行くほど晴天率が低い。また、太平洋側と日本海側で比べると太平洋側の晴天率がかなりたかい。
相関ランキングでは
甲子園通算勝率と高い相関になっている。晴れの日が多く屋外での練習機会が多いところほどチームが強くなるようだ。また、
持ち家住宅延べ床面積と負の相関になっているのも興味深い。晴天率が低いほど、家が広いことを意味しており、晴天率が低い地域では家の中で過ごすことが多くなるため広い家が求められているのだろうか。