埼玉県:熊谷市 東京都:千代田区 滋賀県:彦根市
気象庁では過去30年間のデータから平年値を出しており、ここでは1991年から2020年のデータによる平年値を比較している。
気象庁では
晴天 : 雲量が2以上8以下の状態
快晴 : 雲量が1以下の状態
(天気とその変化に関する用語)
と定義しており、晴天と快晴は別々に計算されているが、今回は晴天と快晴の合計日数を知るために、気象庁のデータから雲量8.5未満の日数を計算した。
年間晴れ日数の全国平均は212.3日。これは各県のデータを平均したものであり、気象庁が発表したデータではないので注意いただきたい。1年の60%が晴れで、週に換算すると毎週4日晴れている計算になる。
天日数が最も多いのは宮崎県で241.5日(偏差値62.9)。2位は高知県で240.1日。3位以下は香川県(237.7日)、愛知県(237.4日)、大分県(236.7日)の順。一方、最も晴天日数が少ないのは秋田県で153.4日(偏差値24.0)。これに新潟県(166.3日)、福井県(166.5日)、青森県(167.0日)、富山県(175.1日)と続いている。
分布地図を見ると太平洋側で晴れ日数が多く、日本海側で少ない。
他との相関を見ると
住宅用太陽光発電普及率と正の相関があり、晴れ日数が多いところで住宅太陽光発電の普及率が高い。晴れの日が多く費用対効果が高いところで普及が進んでいるようだ。
スポーツ活動率とも正の相関があり、晴れ日数が多いところはスポーツも盛んだ。
また、
犬登録頭数(飼育頭数)とも正の相関があり、晴れの日が多いところは飼い犬が多い。散歩しやすい気候が犬の飼育に向いていると言えそうだ。