都道府県別犬登録頭数（飼育頭数）

厚生労働省の統計による犬登録件数。登録頭数とは「狂犬病予防法第4条第2項の規定により、年度末現在において、原簿に登録されている頭数」のことだ。

犬登録頭数(飼育頭数)の全国平均は人口100人あたり5.14頭。登録頭数が最も多いのは香川県で人口100人あたり7.23頭(偏差値74.7)。2位は三重県で7.14頭。3位以下は岐阜県(6.45頭)、高知県(6.35頭)、群馬県(6.20頭)の順。一方、最も登録頭数が少ないのは東京都で人口100人あたり3.81頭(偏差値31.1)。これに秋田県(3.85頭)、山形県(3.86頭)、福井県(4.17頭)、鳥取県(4.29頭)と続いている。

分布地図を見ると太平洋岸で頭数が多く日本海岸で少ない。また、都市と地方で見ると、都市部で飼育頭数が少ない。都会の住宅事情では犬を飼いにくいためと思われる。

相関ランキングでは年間日照時間や年間晴れ日数と正の相関があり、年間降雪量と負の相関があることから、雪が少なく天気がいいところで犬の登録頭数が多い。

犬は屋外で飼うことが多く散歩も必要なことから、屋外で飼いやすく散歩がしやすいところで犬がたくさん飼われていると言える。