都道府県別小学生・学校外学習率

社会生活基本調査から小学生の学校外学習率ランキング。小学生のうち、何%が学校外の自宅や塾などで勉強してるかを比較した。ここでは週平均の参加率を比較しており、調査対象全員が月曜から日曜まで毎日参加した場合は100%。調査対象全員が平日(月〜金)に参加した場合は5/7=71%という計算になる。

学校外学習率の全国平均は39.2%。先ほどの計算式に当てはめると、平均して、7×39.2%=2.74、つまり週2.74日自宅や塾などで勉強している計算になる。最も多いのは奈良県で52.2%(3.65日)。以下、徳島県、和歌山県、広島県と続いている。一方、最も少ないのは熊本県で24.7%(1.73日)。これは奈良県の半分以下の日数だ。

分布図を見ると、北部九州、中国、四国、関西を中心に西日本で学習率が高い。相関ランキングでは学習塾軒数と正の相関があり、学習塾が多い地域で学習率が高い。学習塾が多い地域には、塾に通う小学生も多く、学校外学習の機会が増えると言えそうだ。