都道府県別休養・くつろぎ時間

社会生活基本調査から休養・くつろぎ時間の都道府県別ランキング。ここでは15歳以上の男女の週全体の総平均時間を比較している。総時間平均とは、休養した人、しなかった人も含めた平均時間のことだ。また、年による変動をさけるため、2016年と2011年の平均値を比較している。

同調査の手引きによると休養・くつろぎとしてこれらのものが例示されている。

家族との団らん　仕事場または学校での休憩時間　おやつ・お茶の時間　食休み　うたたね

なお、テレビやラジオを視聴しながらくつろいだ時間はテレビ・ラジオ・新聞・雑誌閲覧時間に含まれる。

休養・くつろぎ時間の全国平均は93.0分。休養・くつろぎ時間が最も長いのは秋田県で102.5分(偏差値71.7)。2位は鹿児島県で101.5分。3位以下は島根県(101.5分)、北海道(101.0分)、新潟県(100.0分)の順。一方、最も休養・くつろぎ時間が短いのは埼玉県で88.5分(偏差値32.3)。これに沖縄県(89.0分)、宮城県(89.5分)、広島県(89.5分)、大阪府(90.0分)と続いている。

分布地図を見ると関東周辺で休養・くつろぎ時間が短い。

相関ランキングでは総人口増減率や家賃と正の相関があることから、人口が増えて家賃が高い都市部で休養・くつろぎ時間のが短い。

また、睡眠時間と正の相関があり、通勤時間と負の相関があることから、通勤時間が長い都市部は休養・くつろぎの時間や睡眠時間が短い。