同調査の手引きによるとテレビ・ラジオ・新聞・雑誌としてこれらのものが例示されている。
テレビ・ラジオの視聴 新聞・雑誌の購読 テレビから録画したビデオを見る インターネットで新聞を読む
なお、購入・レンタルなどによるビデオの視聴は含まれない。
テレビ・ラジオ・新聞・雑誌閲覧時間の全国平均は144.0分。閲覧時間が最も長いのは北海道で165.5分(偏差値71.0)。2位は青森県で161.0分。3位以下は山口県(160.5分)、愛媛県(159.0分)、徳島県(159.0分)の順。一方、最も閲覧時間が短いのは東京都で124.5分(偏差値23.6)。これに滋賀県(129.0分)、福井県(132.5分)、神奈川県(135.0分)、長野県(138.0分)と続いている。
分布地図を見ると関東や本州内陸部でテレビ・ラジオ・新聞・雑誌閲覧時間が短く、西日本の海沿いや北海道、九州、沖縄で閲覧時間が長い。
相関ランキングでは
家賃や
年収1000万円以上世帯数と負の相関があり、家賃が高く高所得者が多いところでテレビ・ラジオ・新聞・雑誌の閲覧時間が短い。
また、
25歳以上楽器演奏人口25歳以上演芸・演劇・舞踏鑑賞人口25歳以上クラシックコンサート人口25歳以上芸術・文化学習人口などと負の相関があり、これらの人口が多いところで閲覧時間が短い。
これらをあわせると、所得が高く文化的なイベントが多い都市部でテレビ・ラジオ・新聞・雑誌閲覧時間が短くなっていると言えそうだ。