都道府県別25歳以上芸術・文化学習人口

社会生活基本調査から芸術・文化学習人口の都道府県別ランキング。この1年間に絵画や工芸、音楽、書道、写真などの芸術・文化について学習したと答えた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上芸術・文化学習人口は1019万8000人で、25歳以上人口100人あたり10.30人。芸術・文化学習人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり15.94人(偏差値82.9)。2位は京都府で14.97人。3位以下は神奈川県(12.91人)、千葉県(11.72人)、兵庫県(11.66人)の順。一方、最も芸術・文化学習人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり4.91人(偏差値30.3)。これに宮崎県(6.20人)、秋田県(6.25人)、鹿児島県(6.57人)、長崎県(6.80人)と続いている。

相関ランキングでは25歳以上読書人口や大学進学率と正の相関があり、読書人口が多く大学進学率が高い都市部で芸術・文化学習人口が多い。