都道府県別25歳以上陶芸・工芸人口

社会生活基本調査から陶芸・工芸人口の都道府県別ランキング。この1年間に陶芸・工芸をした25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上陶芸・工芸人口は200万人で、25歳以上人口100人あたり2.02人。陶芸・工芸人口が最も多いのは京都府で25歳以上人口100人あたり2.99人(偏差値77.0)。2位は東京都で2.73人。3位以下は奈良県(2.65人)、神奈川県(2.50人)、宮城県(2.49人)の順。一方、最も陶芸・工芸人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり0.96人(偏差値30.2)。これに秋田県(1.08人)、香川県(1.17人)、長崎県(1.21人)、熊本県(1.24人)と続いている。

分布地図を見ると京都・奈良や関東・中部で陶芸・工芸人口が多い。

相関ランキングでは25歳以上芸術・文化学習人口や25歳以上絵画彫刻人口、25歳以上楽器演奏人口と正の相関があり、アート全般への関心が高いところで陶芸・工芸人口が多い。