都道府県別25歳以上楽器演奏人口

社会生活基本調査から25歳以上楽器演奏人口の都道府県別ランキング。この1年間に楽器を演奏した25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

ここでいう楽器演奏は「曲の和・洋を問わず、楽器の演奏をした場合をいいます。ただし、日本古来の楽器の演奏は『邦楽』
とします。」とされている。

全国の25歳以上楽器演奏人口は809万3000人で、25歳以上人口100人あたり8.18人。楽器演奏人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり12.07人(偏差値84.1)。2位は神奈川県で10.27人。3位以下は滋賀県(9.97人)、京都府(9.33人)、兵庫県(9.17人)の順で都市部が上位に多い。一方、最も楽器演奏人口が少ないのは長崎県で25歳以上人口100人あたり4.75人(偏差値32.8)。これに青森県(4.82人)、高知県(5.35人)、山梨県(5.40人)、福島県(5.50人)と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏を筆頭に都市部で楽器演奏人口が多い。

相関ランキングでも家賃や総人口増減率と正の相関が高く、人口が増えて家賃が高い都市部に楽器演奏人口が多い。