都道府県別25歳以上写真撮影人口

社会生活基本調査から写真撮影人口の都道府県別ランキング。この1年間に写真の撮影・プリントをした25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

ここでいう「写真の撮影」は写真撮影を目的とした本格的なものと思われるが、調査票の記入ガイドには何の言及もなく、スマホで日常的な写真を撮ったケースも含まれている可能性もあるので注意願いたい。

全国の25歳以上写真撮影人口は2354万7000人で、25歳以上人口100人あたり23.79人。写真撮影人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり30.01人(偏差値76.3)。2位は神奈川県で29.79人。3位以下は埼玉県(27.46人)、千葉県(27.28人)、愛知県(25.58人)の順。一方、最も写真撮影人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり15.32人(偏差値32.4)。これに高知県(16.06人)、秋田県(16.95人)、長崎県(17.33人)、島根県(17.34人)と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏で写真撮影人口が多い。

相関ランキングでも鉄道通勤・通学率や最低賃金、家賃との正の相関が高く、鉄道が発達し最低賃金や家賃が高い都市部で写真撮影人口が多い。