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都道府県別教職員数

公開日:2010-9-14 | 最終更新日:2010-9-14
カテゴリ: 教育
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総務省がまとめた2009年の「地方公共団体の定員や給与の状況」から教職員数の都道府県別ランキング。全国の教職員数は1,075,694人で、人口1000人あたり教職員数は8.44人。

人口1000人あたり教職員数が最も多いのは島根県で12.62人。これは全国平均の1.5倍にあたる。以下、高知県、徳島県、岩手県、沖縄県と地方が上位に入っている。一方、最も少ないのは東京都で5.88人。下位5件には神奈川県、埼玉県、大阪府、福岡県と都市部が並んでいて、地方公務員と同様に教職員も都市部で少なく、地方で多いと言える。

相関ランキングでは地方公務員数と高い相関を示している。地方公務員の37.7%を教職員が占めていることが原因のひとつと思われる。また、小学校数との相関が高いのも当然だ。

一方、最低賃金基準地価:住宅地県民所得高卒求人倍率と負の相関となっている。

これは高卒求人倍率が低く、最低賃金や県民所得、地価が低いところほど教職員が多いことを表している。経済格差をなくすためには教育が重要という観点から考えると妥当な”再配分”だと言えそうだ。

また、全国学力テストとの相関は全くなく、教職員の多さと学力テストの成績は無関係ということも分かる。

都道府県別教職員数

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順位都道府県教員数偏差値
 総 数 人口1000人
あたり
並替  降順  昇順降順  昇順降順  昇順
1島根県9,063人12.62人68.79
2高知県9,381人12.25人66.39
3徳島県9,270人11.75人63.21
4岩手県15,553人11.61人62.30
5沖縄県15,976人11.56人62.01
6福井県9,265人11.47人61.41
7山梨県9,784人11.28人60.25
8鹿児島県19,219人11.25人60.04
9鳥取県6,643人11.24人59.97
10佐賀県9,455人11.10人59.05
11和歌山県10,947人10.90人57.81
12青森県15,024人10.89人57.76
13秋田県11,899人10.86人57.52
14山形県12,420人10.53人55.46
15福島県21,355人10.47人55.04
16長崎県14,895人10.42人54.70
17愛媛県14,900人10.38人54.45
18北海道57,009人10.35人54.29
19大分県12,253人10.25人53.67
20新潟県24,173人10.17人53.10
21宮崎県11,501人10.16人53.07
22滋賀県14,116人10.05人52.35
23香川県9,950人9.96人51.79
24群馬県19,644人9.79人50.69
25山口県14,145人9.72人50.27
26長野県20,951人9.70人50.16
27富山県10,575人9.66人49.86
28宮城県22,346人9.57人49.27
29熊本県17,303人9.54人49.10
30岡山県18,404人9.48人48.71
31三重県17,530人9.37人48.05
32石川県10,906人9.36人47.97
33岐阜県19,480人9.31人47.65
34栃木県18,619人9.28人47.46
35茨城県27,172人9.18人46.81
36奈良県12,231人8.74人44.02
37広島県23,545人8.22人40.71
38兵庫県45,108人8.08人39.78
39静岡県30,358人8.01人39.31
40京都府20,668人7.88人38.53
41千葉県46,967人7.65人37.05
42愛知県54,003人7.28人34.68
43福岡県36,781人7.28人34.67
44大阪府63,794人7.25人34.48
45埼玉県49,210人6.90人32.27
46神奈川県56,195人6.28人28.32
47東京都75,708人5.88人25.76
全国1,075,694人8.44人
単位人口:人口1000人あたり (2009)

他との相関 相関とは?

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分布図

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2010-9-14 | 教育