都道府県別短大進学率：女子

文部科学省の学校基本調査から女子の短大進学率ランキング。2017年3月の高校卒業生に占める短期大学に進学した生徒の割合を比較している。

高校卒業後の主な進路は以下の通り。
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短大進学率:女子の全国平均は8.8%。進学率が最も高いのは長野県で16.7%(偏差値78.4)。2位は鹿児島県で14.7%。3位以下は大分県(14.2%)、石川県(13.5%)、島根県(13.1%)の順。一方、最も進学率が低いのは東京都で4.2%(偏差値26.6)。これに茨城県(6.1%)、熊本県(6.5%)、千葉県(6.9%)、宮城県(7.0%)と続いている。

分布地図を見ると北陸から本州内陸にかけてや南九州で短大進学率が高く、太平洋ベルト地帯で低い。

相関ランキングでは生産年齢人口や家賃と負の相関があり、働き盛りが少なく家賃が少ない地方で女子の短大進学率が高い。

共働き率と正の相関があり、社会で働く女性が多いところで短大進学率が高い。

また、四年制大学進学率:女子とは負の相関があり、女子の短大進学率が高いところでは四年制大学進学率が低い。短大は地方に多く四大は都市部に多いことから、両者は補完関係になっているようだ。