都道府県別日本料理店店舗数

総務省の経済センサス‐基礎調査から日本料理店店舗数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「日本料理店」の事業所数を比較している。

産業分類一覧

日本料理店
主として特定の日本料理(そば,うどん,すしを除く)をその場所で飲食させる事業所をいう。

例として日本料理店、釜めし屋、ふぐ料理店、てんぷら料理店、お茶漬屋、牛丼店、うなぎ料理店、にぎりめし屋、ちゃんこ鍋店、川魚料理店、とんかつ料理店、しゃぶしゃぶ店、精進料理店、郷土料理店、すき焼き店、鳥料理店、沖縄料理店、懐石料理店、かに料理店、割ぽう料理店があげられている。

日本料理店は全国に49,792軒あり、人口10万人あたり店舗数は39.18軒。最も日本料理店が多いのは東京都で人口10万人あたり62.17軒。東京に続く2位は京都府で60.08軒。日本の伝統文化を伝える京都ならではの順位だ。3位以下は岐阜県、山梨県、静岡県と続いている。一方、日本料理店が最も少ないのは青森県で21.35軒。これに岩手県、北海道、高知県、秋田県と続いている。

分布図を見ると京都から東京にかけて本州中央部に日本料理店が多く、日本の両端部で少ない。

相関ランキングを見ると県民所得や県内総生産と正の相関があり、豊かな地域に日本料理店が多いようだ。