都道府県別カラオケボックス店舗数

総務省の経済センサス‐基礎調査からカラオケボックス店舗数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「カラオケボックス業」の事業所数を比較している。

産業分類一覧

個室において,主としてカラオケを行うための施設を提供する事業所をいう。

この定義によるとカラオケ喫茶はカラオケボックスに含まれないようだ。

カラオケボックスの総店舗数は6,821軒で人口10万人あたり5.37軒。最も多いのは和歌山県で12.56軒。全国平均の2.3倍近い店舗数で偏差値も85と高い。2位は熊本県で9.70軒。3位以下は鹿児島県、沖縄県、大分県と九州各県が上位を占めている。この他も四国や関西など西日本が上位に多い。一方、最も少ないのは福井県で人口10万人あたり2.66軒。

分布図を見ると西日本で多く、東日本で少ない西高東低型。相関ランキングではバイク・スクーター普及率やプロ野球監督・コーチ出身地と正の相関が高い。和歌山県が突出しているところが似ているためだろう。

この他、年間平均気温や年間熱帯夜日数とも正の相関が高く、気温が高いところはカラオケボックスが多い。暖かく開放的な気分がカラオケ人気につながっているのだろうか。