都道府県別2016年参議院比例代表：民進党得票率

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2016年7月に行われた第24回参議院選挙比例代表の民進党得票率ランキング。

民進党の得票数は1147万2914票で、有効投票数5483万3709票に占める得票率は20.92%。これは前回の国政選挙である2014年衆議院比例代表:民主党得票率の18.33%を2.59ポイント上回っている。前回からの推移は以下の通り。35県で得票率が上がり、12県で下がっている。

増加率1位の富山県は維新の党との合流効果と思われる。

最も民進党得票率が高いのは岡田代表のお膝元三重県で34.23%。2位以下は北海道、愛知県、福島県、山梨県と続いている。一方、最も得票率が低いのはおおさか維新の会が強い大阪府で9.30%。この他、和歌山県、沖縄県、宮崎県、兵庫県などで得票率が低い。

分布地図を見ると東日本で得票率が高く、西日本で低い。

相関ランキングから過去の選挙との相関を見ると以下のようになっている。(数字は相関係数)

0.7199　2012年衆議院比例代表:民主党得票率
0.6921　2014年衆議院比例代表:民主党得票率
0.6780　2013年参議院比例代表:民主党得票率
0.5843　2010年参議院比例代表:民主党得票率
0.3971　2009年衆議院比例代表:民主党得票率

自民党は過去の選挙との相関係数が民進党より高く、各選挙の都道府県別得票状況が似ている。一方、民進党は自民党にくらべて相関係数が低く、選挙ごとに得票状況が異なっている。自民党よりも風に左右されているとも言えよう。

この他には年間平均気温と負の相関が高く、気温が低いところで民進党支持率が高い。

各党得票率

直近10年間の平均得票率は民進党(民主党)得票率(直近10年間)。