都道府県別2016年参議院比例代表：自由民主党得票率

各都道府県選挙管理委員会の発表から、2016年7月に行われた第24回参議院選挙比例代表の自民党得票率ランキング。

自民党の得票数は1967万5054票で、有効投票数5483万3709票に占める得票率は35.88%。これは前回の国政選挙である2014年衆議院比例代表:自民党得票率の33.11%を2.77ポイント上回っている。前回からの推移は以下の通り。奈良県、富山県、大阪府以外の全道府県で得票率が上がっている。

最も自民党得票率が高いのは石川県で50.95%。2位以下は島根県、福井県、山口県、熊本県と続いており、日本海側各県が上位を独占している。一方、最も得票率が低いのはおおさか維新の会が強い大阪府で22.12%。これに社民党が強い沖縄県、共産党が強い京都府と続いている。

分布地図を見ると日本海側で得票率が高く、太平洋側で低い。

相関ランキングを見ると2009年〜2014年の自民党得票率の中では2013年参議院比例代表:自民党得票率との正の相関が最も高く、前回の参議院選挙と分布が似ていると言える。

また、日本共産党得票率(直近10年間)と負の相関があり、自民党得票率が高いところは共産党の得票率が低い、

その他の項目との相関を見ると共働き率や建設業者数と正の相関が高く、共働きが多く建設業が多いところで自民党得票率が高い。

また、非正規雇用率と負の相関があり、自民党得票率が高いところは正社員が多く非正規労働者が低い。

各党得票率

過去10年間の得票率平均は自由民主党得票率(直近10年間)を参照。