都道府県別弁当店・テイクアウト店店舗数

総務省の経済センサス‐基礎調査から弁当店・テイクアウト店店舗数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「持ち帰り飲食サービス業」の事業所数を比較している。

産業分類一覧

持ち帰り飲食サービス業
飲食することを主たる目的とした設備を有さず,客の注文に応じその場所で調理した飲食料品を持ち帰る状態で提供する事業所をいう。

従って,飲食料品を作り置き,客の求めに応じて,販売する事業所は,ここには含まない。

なお,車両等を使い,不特定な場所において客の注文に応じ調理した飲食料品を持ち帰る状態で提供する事業所もここに含める

弁当・テイクアウト店は全国に12,846軒あり、人口10万人あたり店舗数は10.11軒。最も多いのは高知県で人口10万人あたり23.04軒。2位以下は大分県、沖縄県、徳島県、大阪府と西日本が続いている。一方、最も少ないのは富山県で5.70軒。これに新潟県、山形県、島根県、秋田県が続いており、東日本が下位に多い。

分布地図を見ると九州・四国・関西に弁当店・テイクアウト店が多く東日本に少ない。

相関ランキングでも年間平均気温と正の相関が高く、気温が高い九州や四国に店舗が多い。

また、相対的貧困世帯率や貧困率と正の相関が高く、貧困世帯が多いところに弁当店・テイクアウト店が多い。