都道府県別新聞店店舗数

総務省の経済センサス‐活動調査から新聞店店舗数ランキング。ここでは同調査で以下のように定義されている「新聞小売業」の事業所数を比較している。

日本標準産業分類

新聞小売業
主として新聞を小売する事業所をいう。

例として、新聞販売店、新聞取次店があげられている。

全国の新聞店は13,212軒で、人口10万人あたり10.36軒。最も新聞店が多いのは沖縄県で43.72軒。全国平均の4倍以上で偏差値も98.16と高く、沖縄県の新聞店の多さが突出している。2位は島根県で31.12軒。3位以下は石川県、大分県、鳥取県の順。

一方、最も少ないのは神奈川県で5.87軒。これに埼玉県、東京都、茨城県と続いており、大都市とその周辺に新聞販売店が少ない。人口が密集した都市部では効率的に販売できるので店舗が少ないとも考えられる。

分布地図を見ると西日本や日本海側に新聞店が多い。

相関ランキングではゲームセンター店舗数や合計特殊出生率と正の相関がある。沖縄県が突出している分布状況が似ているためだろう。

新聞関係では地方紙比率と若干ながら正の相関があり、地方紙が強いところに新聞店が多い。