都道府県別25歳以上日帰り旅行人口

社会生活基本調査から日帰り旅行人口の都道府県別ランキング。この1年間に日帰り旅行をしたと答えた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上日帰り旅行人口は5583万3000人で、25歳以上人口100人あたり56.42人。日帰り旅行人口が最も多いのは愛知県で25歳以上人口100人あたり63.77人(偏差値66.4)。2位は滋賀県で62.56人。3位以下は群馬県(61.28人)、埼玉県(60.18人)、三重県(60.04人)の順。一方、最も日帰り旅行人口が少ないのは沖縄県で25歳以上人口100人あたり32.79人(偏差値11.4)。これに高知県(43.52人)、長崎県(45.11人)、青森県(46.72人)、鹿児島県(48.40人)と続いている。

分布地図を見ると本州中央部で日帰り旅行人口が多く、そこから離れるほど少なくなっている。

年収1000万円以上世帯数や1世帯あたり貯蓄額と正の相関があり、貧困率と負の相関が高いことから、お金に余裕があるところで日帰り旅行人口が多いと言えそうだ。