都道府県別25歳以上遊園地・動植物園・水族館来園人口

社会生活基本調査から遊園地・動植物園・水族館来園人口の都道府県別ランキング。この1年間に遊園地・動植物園・水族館を訪れた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上遊園地・動植物園・水族館来園人口は3052万9000人で、25歳以上人口100人あたり30.85人。来園人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり37.71人(偏差値70.9)。2位は神奈川県で36.71人。3位以下は埼玉県(36.19人)、愛知県(36.12人)、千葉県(35.19人)の順。一方、最も来園人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり19.56人(偏差値32.9)。これに岩手県(21.01人)、熊本県(21.15人)、愛媛県(21.47人)、高知県(21.93人)と続いている。

分布地図を見ると三大都市圏を中心に都市部で来園人口が多い。

相関ランキングでも最低賃金と正の相関があり、農業就業人口と負の相関があることから、最低賃金が高く農業就業者が少ない都市部で来園人口が多い。

身近に遊園地・動植物園・水族館がある都市部の方が来園しやすいためと思われる。