都道府県別25歳以上英語学習人口

社会生活基本調査から英語学習人口の都道府県別ランキング。この1年間に英語学習をしたと答えた25歳以上の人数を比較している。25歳未満には学生が多く、大人と行動パターンが違う可能性があるため、「県民性」というサイトの性格も考慮して除外している。同統計では抽出結果から各都道府県の総人数を推計しており、ここではその数字を使っている。

全国の25歳以上英語学習人口は804万人で、25歳以上人口100人あたり8.13人。英語学習人口が最も多いのは東京都で25歳以上人口100人あたり14.83人(偏差値85.5)。2位は神奈川県で13.17人。3位以下は千葉県(10.68人)、京都府(9.58人)、兵庫県(9.07人)の順。一方、最も英語学習人口が少ないのは青森県で25歳以上人口100人あたり3.18人(偏差値37.9)。これに鹿児島県(3.28人)、秋田県(3.37人)、山形県(3.38人)、岩手県(3.45人)と続いている。

分布地図をみると三大都市圏で英語学習人口が多い。

鉄道通勤・通学率や最低賃金と正の相関が高く、賃金が高く鉄道が発達した都市部で英語学習人口が多い。

また、相関ランキングでは25歳以上海外旅行人口と正の相関が非常に高く、英語学習人口が多いところは海外旅行者が多い。海外が身近なところで英語学習熱が高いようだ。