都道府県別軽乗用車保有台数

全国軽自動車協会連合会の統計から軽乗用車保有台数ランキング。ここでは軽貨物車を除く軽乗用車の台数を比較している。

全国の軽乗用車保有台数は2232万4893台で、人口100人あたり17.66台。台数が最も多いのは沖縄県で人口100人あたり31.44台(偏差値62.8)。2位は宮崎県で30.08台。3位以下は佐賀県(30.03台)、鳥取県(29.36台)、島根県(29.05台)の順。一方、最も台数が少ないのは東京都で人口100人あたり3.74台(偏差値18.6)。これに神奈川県(7.61台)、大阪府(9.35台)、千葉県(13.51台)、埼玉県(13.78台)と続いている。

分布地図を見ると軽乗用車は地方で多く、都市部で少ない。

相関ランキングでは乗用車保有台数と同様に公共交通機関通勤・通学率と負の相関があり、公共交通機関が発達していないところで軽乗用車が多い。公共交通機関通勤・通学率との相関係数を比較すると、軽乗用車保有率の方が相関係数が高く、軽乗用車の方が乗用車よりも公共交通機関の普及状況により密接に関連していると言える。

公共交通機関が発達していなくて通勤・通学用に車が必要なところは複数台の車を持つことが多く、経済性に優れた軽乗用車が人気と言えそうだ。

実際、自動車普及率(2台以上)とは正の相関が高く、自動車を複数台持つところで軽乗用車が普及している。

自動車関係のランキングは以下の通り。
・自動車保有台数
・乗用車保有台数
・トラック保有台数
・バス・タクシー保有台数
・バイク保有台数(125cc超)
・軽乗用車保有台数
・軽バン・軽トラ保有台数
・軽乗用車比率