警察庁より自転車ヘルメット着用率の都道府県別ランキング。同調査では駐輪場が整備された駅周辺(午前7時半~午前8時半)と商店街またはショッピングセンターの周辺(午後3時~午後4時)に通行する自転車のヘルメット着用率を調査してる。
自転車ヘルメット着用率の全国平均は13.5%。着用率が最も高いのは愛媛県で59.9%(偏差値89.8)。2位は大分県で46.3%。3位以下は群馬県(43.8%)、鳥取県(30.9%)、三重県(26.5%)の順。一方、最も着用率が低いのは新潟県で2.4%(偏差値40.3)。これに青森県(2.5%)、秋田県(3.5%)、大阪府(4.2%)、福島県(4.3%)と続いている。
1位の愛媛県は2015年に通学時のヘルメット着用が義務化されるなど子どもの着用率が高いことが全体の数値を上げているようだ。
分布地図を見ると上位を自動車社会の地方が占めている。
地方では自転車利用者の多くを免許を持っていない高校生以下が占めている。彼らが校則などでヘルメットの着用が義務化されることが多いため着用率が高いと思われる。一方、都会はそれらの規則がなく、ヘルメットをかぶらない大人の自転車利用者が多いため着用率が下がっているようだ。