都道府県別中学女子テニス部員数

中学女子ソフトテニス部と中学女子硬式テニス部の部員数を合計したテニス部参加率ランキング。ソフトテニス部と硬式テニス部の人気が反比例になっていて、ソフトテニスが多い県、硬式テニスが多い県と分かれているため、両者を合計してテニス部全体の人気を比較している。

全国の中学女子テニス部員数は195,843人で、女子中学生100人あたり12.02人。部員数が最も多いのは山梨県で女子中学生100人あたり17.45人(偏差値72.2)。2位は和歌山県で17.16人。3位以下は山口県(16.34人)、愛媛県(15.87人)、鹿児島県(15.19人)の順。一方、最も部員数が少ないのは高知県で女子中学生100人あたり7.48人(偏差値26.8)。これに北海道(7.75人)、奈良県(9.38人)、福岡県(9.59人)、沖縄県(9.77人)と続いている。

分布を見ると部活参加率が高かった東北の部員数が多くない。テニスコートは基本的に屋外にあるため、冬は雪の閉ざされる東北や北海道では部員が集まりにくいのかもしれない。逆に瀬戸内海沿岸や南九州で部員が多いのは気候的な影響があるためだろうか。

また、東京を除く首都圏や大阪を除く関西で参加率が高いのもおもしろい。都市周辺のベッドタウンエリアでテニス人気が高いのには何らかの原因がありそうだ。。

参考:部員数から見る人気部活ランキング(女子)