都道府県別中学女子バレーボール部員数

女子中学生の部活で2番目に部員が多いバレーボール部員数ランキング。全国に16万人の部員がいて、女子中学生の9.40%がバレーボール部に所属している。(中体連のデータによると熊本県の部員数が289人となっている。前年の3095人に比べて不自然に減っており誤記と思われる。ここでは熊本県の部員数を3095人として計算している。)

2002年以降のバレーボール部参加率を見ると世界選手権が日本で開かれた2006年をピークに徐々に減っている。

参加率が最も高いのは島根県で女子中学生100人あたり15.61人がバレーボール部に加入している。以下、岩手県、福島県、新潟県と続いている。一方、最も部員数が少ないのは東京都で6.58人。神奈川県、大阪府、香川県、福岡県が東京都に次いで少ない。

分布を見ると、活動参加率が高かった東北で部員が多い。バレーボールは屋内型のため、積雪地帯で参加率が高くなっているようだ。東北での参加率が低かった屋外型のソフトテニス部とは対照的だ。

また、三大都市周辺部で部員が少ない。農業就業人口と正の相関があり、最低賃金と負の相関があることから、地方でバレーボールの人気が高いと言えそうだ。

この他には因果関係がありそうなランキングは見あたらない。女子Vリーグ選手出身地とも関係は薄く、バレー熱とVリーグ選手輩出率には関係がないようだ。

参考:部員数から見る人気部活ランキング(女子)