都道府県別水族館数

文科省の社会教育調査から水族館数ランキング。同調査に掲載されている登録博物館、博物館相当施設、博物館類似施設の中から水族館を比較した。これらの施設の違いは以下のようになっている。

博物館:博物館法第2条に規定する施設
博物館相当施設:博物館法第29条に規定する施設。
博物館類似施設:博物館と同種の事業を行う施設のうち,展示用水槽が4個以上で,かつ水槽面積の合計が360 平方メートル以上である施設。

全国の水族館数は84館で、人口10万人あたり0.07館。水族館数が最も多いのは福井県で人口10万人あたり0.38館(偏差値82.8)。2位は島根県で0.29館。3位以下は高知県(0.28館)、大分県(0.26館)、新潟県(0.22館)の順。一方、長野県、京都府、奈良県、徳島県、香川県、佐賀県、滋賀県、熊本県には社会教育調査の対象になるような水族館がない。

分布地図を見ると海沿いの県に水族館が多い。

相関ランキングでは魚屋店舗数と正の相関があり、魚屋が多い海沿いの県に水族館が多い。